踊り。

君の手を取って踊ろう。
君と一緒に踊ろう。

私は君とだけしか踊らない。
そう決めているのを、君は知っているだろうか。

君と踊っているときは楽しい。
でも、曲にいつか終わりは来てしまう。
だから、また君と踊りたくなるんだ。

ずっと君と踊っていたい、出来れば曲がおわらないでほしい。
僕はそう願っているよ。

もし誰かの手をとって踊ろうとした時
君はどう思うのだろう。

悲しんでくれるかい？
怒ってくれるかい？
でも、君は笑って去ってしまうだろうね。僕はそれが寂しいんだ。

だから君としか踊らない。
君と意外じゃ踊りたくないんだ。

さぁ。今宵も手と手を取って共に踊ろうではないか。

指先で。

指先で触れるものは、すべて感じられる。

キーボードの感覚も
配線の感触も
子供の体温も
コーヒーの暖かさも

でも感じられないモノもあると知った。

人の気持ち
夜空の月
彼方の体温
地球の反対側で行われている生活

国が違えば、文化も違う。
同じ人間は２人として居ない。

たとえ顔が同じ人が世の中に３人居たとしても
感じていること、思っていることが、同じだとは限らない。

自分は何を求めているだろう。
この指先で何をつかみたいのだろう。

綺麗であれば良いと思わない
夢や現実だからと、満足するものでもない

今後もふれるであろう、すべてのいろいろなものを
色んな視点とこの指先で感じていきたい。